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TypePad1.8の新機能 TypePad Japan

下記の通りSixApart社よりお知らせがございましたので御連絡致します
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新しくなったTypePadの新機能についてご紹介します。TypePad1.8では以下のような機能が強化されました。

スパム対策の大幅な強化

迷惑なコメントやトラックバック(スパム)を防止するために、新たにフィルター機能と設定画面が追加されました。

ジャンクフィルターによるコメント/トラックバックの自動選別

ジャンクフィルター機能を搭載したことにより、スパムの疑いが高いコメント/トラックバックを様々な条件から自動選別します。

キャプチャ認証機能でスパムコメントを阻止

スパムの疑いが高いコメントの投稿時に、画像文字による確認を表示することでスパムコメントなどの自動コメントを行なえないようにします。

Capt_2

なお、キャプチャ認証が表示される条件は以下のようになります。

  • 投稿後30日以上経過したエントリーにたいしてコメントが投稿された場合
  • コメントの本文中に、同じホストにつながるURLを3つを超えて入力した場合
  • ブラックリストに登録されているURL・キーワード・IPアドレスなどとコメントのコンテンツ(投稿者名、登録URL、メールアドレス、コメント本文、IPアドレス)が一致した場合
  • ブログで利用している言語と異なる言語で投稿をした場合
キーワード指定でスパムをブロック

今まではIPアドレスによる迷惑コメント/トラックバックスパムの制限のみでしたが、キーワードを登録することができるようになりました。
登録したキーワードが含まれた、コメント/トラックバックは受け付けません。

Keywordthumb_2

迷惑コメント/トラックバックボタンで削除

迷惑コメント/トラックバックボタンで削除を行なうと、削除と同時にTypePadに迷惑コメント/トラックバックとして報告することができます。

コメント・トラックバックの承認設定を個別に指定

従来は「表示設定」から一括で設定していたコメントとトラックバックの承認設定を別ページに新設し、認証を別々に設定できるようにしました。これにより、コメントは承認してから公開、トラックバックは承認なしで公開、といった運用を行なうことができます。

Comtrathumb_1

フォトアルバム Atomフィード

フォトアルバムがAtomフィードを配信するように機能追加しました。AtomフィードをRSSリーダーなどに登録することで、最新の更新をチェックすることができるようになります。

1.6からの変更点、修正点

前バージョンからの変更点と修正点についてご紹介します。

投稿関連
  • Safariの最新バージョンに伴いプレーンテキストモードでの、装飾ボタンを利用可能な状態に変更しました。
  • エントリーを新規作成・編集時に、エントリーを保存しないで他のページに移動しようとした場合に、Javascriptのアラートを表示させるように変更しました。
  • WYSIWYGのblockquote(引用)ボタンの動作を変更しました(margin-right:0pxを挿入しないようにしました)。
  • 下書きで保存したエントリーを公開する場合、今までは下書きで保存した日付で投稿されていましたが、これを公開したときの日付となるように変更しました。
  • エントリーを追加・編集した後に、「エントリーの投稿」というリンクを表示させるように変更しました。エントリーを続けて投稿する際に役立ちます
デザイン関連
  • Mixed Media Layoutの「4列」レイアウトで、タイプリスト(メモ)が表示されるように修正しました。
  • 表示項目の「あなたの写真」の位置をカスタム・テーマ上で変更できない問題を修正しました。
  • ウェブページのトラックバック/コメントの日付を、表示設定で選択した日付の書式となるように変更しました。
  • MTEntriesタグのアトリビュートのうち、「recently_commented_on="1"」をTypePadではサポート外と変更しました。すでにこのアトリビュートを利用している場合は「recently_commented_on 属性はサポートされていません。」と表示されるようになります。
  • 「オンライン状態」で、Skypeのオンラインステータスを取得できるように変更しました。
  • Atomテンプレートのatomのバージョンを0.3から1.0にバージョンアップしました。
  • コメントプレビューのページのコメントの日付について、ブログのオーナーの時間帯に応じた時刻を表示するように変更しました。
  • ポッドキャスト対応形式の中に「.m4v」形式のファイルを追加しました。
  • コメントの内容にstrict(取り消し線)タグを入力可能に変更しました(表示設定でHTMLタグを利用可能にしている場合に限ります)。
  • Atomテンプレートに利用できるタグとして<$EntryIfOrderNum$>, <$EntryIfHasComments$>という新しいタグを追加しました。これらのタグはatom feedでコメント数を表示できるようにするためのものです。
  • フォトアルバム(個別)のサイドバー表示について、今までパスワード保護を行っているフォトアルバム(個別)を表示しようとしても表示されませんでした。これをパスワード保護を行っているフォトアルバムの場合はテキストリンクを表示させるように対応しました。
モブログ関連
  • モブログの投稿内容に「--」があると、投稿内容を「--」までで終了してしまう問題を修正しました。
  • モブログの件名に「[WeblogName]:[EntryTitle]」というかたちで、ウェブログを指定して投稿したときにWeblogNameが見つからなかった場合、モブログ設定で設定しているウェブログに「公開」の状態で投稿されるように変更しました。
  • 件名を入力しないでモブログを行った場合、本文の最初の5文字をエントリーのタイトルとして利用していましたが、これを「件名を入力していない場合は、エントリーのタイトルを無記入」とするように変更しました。
パフォーマンス対策
  • MTCommentsタグにlastnのアトリビュートが設定されていない場合、「lastn=”50”」として動作するように仕様変更しました。この変更は、システムのパフォーマンスを損なうような状態を制限するために行っています。
  • 最近の投稿、最近のコメント、最近のトラックバックについて、「表示されているアーカイブを生成したときから数えて一ヶ月の間」に投稿されたエントリー、コメント、トラックバックのみを表示するようにしました。
API関連
  • APIが自動選択するときに選択されるAPIを、AtomからMetaweblogに変更しました。この変更はectoなど外部API投稿ツールがAtomAPIよりもMetaweblog APIの方が親和性が高いために行っています。
  • モブログの件名に「[WeblogName]:[EntryTitle]」というかたちで、ウェブログを指定して投稿したときにWeblogNameが見つからなかった場合、モブログ設定で設定しているウェブログに「公開」の状態で投稿されるように変更しました。
  • 件名を入力しないでモブログを行った場合、本文の最初の5文字をエントリーのタイトルとして利用していましたが、これを「件名を入力していない場合は、エントリーのタイトルを無記入」とするように変更しました。
  • RDF文中のAPIの選択リストの中に「Movable Type」を追加しました。
  • タイプリストの書き出しファイル(OPMLファイル)に「OPML generated by TypePad」と表記するように変更しました。
  • xmlrpc経由でエントリーのカテゴリーのみを編集した場合に、リビルドを行うように変更しました。(今まではxmlrpc経由でカテゴリーのみを編集した場合にはリビルドは行いませんでした)
その他
  • エントリー一覧、コメント一覧、トラックバック一覧の件数表示を「5、20、75、125、すべて」から「5、20、50」に変更しました。この変更は、システムのパフォーマンスを損なうような操作を制限するために行っています。
  • サブナビゲーションに表示されている検索フォームと、検索のページに表示されている検索フォームについて、大文字小文字の扱いが異なっていたために扱いを統一するように修正しました。
  • 「RSS/Atom フィード」の表示項目で生成されるHTMLを一部変更しました(scriptタグにtypeアトリビュートの追加など)。
  • カステム・テーマで設定した「接続中のリンク」の色の設定が反映されていない状態になっていたので、反映されるように修正しました。
  • 連続投稿(一定期間中にコメント投稿を繰り返すこと)の規制について、従来はエラーメッセージが表示されるのみでしたが、キャプチャ認証のページを表示させるように仕様を変更しました。
  • ウェブページ上に破損画像(参照先(src)にファイルが存在しない画像タグ(img))がある場合、従来はブラウザの設定に準じた表示となっていましたが、1.8から破損画像があった場合は「Image not available」という画像を表示するように仕様変更しています。
  • 公開設定の設定を変更した場合に再構築のボタンが表示されるようにしました。

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